江戸時代の後期1847(弘化4)年に京都御所(天皇のお住まい)の東側に公家(天皇に仕える人)の学問所が置かれ、孝明天皇により学習院と呼ばれました。その後、1877(明治10)年東京に、皇族(天皇の一族)・華族(旧公家・大名)のための教育機関として開かれ、初等科、中等科、高等科が置かれました。1907(明治40)年には、明治天皇に命じられて乃木希典が第10代学習院長となりました。乃木は日露戦争で活躍した陸軍軍人です。乃木大将、乃木将軍と呼ばれています。戦後の1949(昭和24)年に学習院大学となりました。
校内には、かつて乃木院長が住んでいた乃木館(旧総寮部)が残っています。
参考文献 学習院大学ホームページ
写真提供 学習院大学