雑司が谷にある鬼子母神堂。「きしもじん」と読み、安産・子育(こやす)の神様として祭られています。 毎年10月になると、御会式大祭が催され、お神輿のかわりに白い和紙の花を一面に付けた万灯(まんどう)が何台も練り歩く万灯練供養は、幻想的な秋の風物詩として親しまれています。参道の左手には、「上川口屋」という江戸時代から創業している「日本最古といわれる駄菓子屋」が、参道を挟んで反対側には「おせんだんご」というお団子屋さんがあります。このお団子屋さん中に入ると大黒様*1にお参りもできるので隠れた人気スポットです。色々な意味で味わいところです。
*1 大黒様:「大黒天」のこと。一度仏になったが、人々に福徳を授けるために再びこの世にあらわれた神様。