重林寺とは?
明王山 不動院 重林寺
重林寺の沿革(いわれ)
真言宗豊山派に属して奈良県長谷寺を総本山とし、東京音羽の護国寺を大本山としています。
開基(創建)不詳ですが、三代将軍家光の頃に法印秀譽という方が当寺の本尊である不動明王のお姿に感動して住職となったのを開祖としています。
現在の広さは、境内と墓地を併せて約1500坪となっています。
当寺は豊島八十八ヵ所弘法大師霊場の第十三番の札所となっています。
豊島八十八ヵ所は練馬区、豊島区、北区に渡る札所で明治41年に開かれました。
現在の本堂は昭和4年に新築されたものです。太平洋戦争中、二度にわたって猛火に見舞われましたがご本尊不動明王のご加護によるものか、焼失を免れることができました。
観音堂
本堂の西にお堂があり、十一面観音、地蔵菩薩、閻魔王、弘法大師等のお像が安置されています。
山門
享保年間に茅葺四足門が建立され(旧表門)、文政元年には冠木裏門(旧裏門)が建立されました。旧表門は関東大震災により崩壊したので旧裏門を改修して、現在の表山門としています。
鐘堂
寛政7年2月に茅葺四足鐘堂と梵鐘が造立されました。その後、何度かの改修移築の後、昭和42年に現在の場所に移築されました。