1874(明治7)年に開園した都立染井霊園は、都立霊園の中では最も規模が小さい公営墓地です。都立染井霊園の最寄り駅は、巣鴨駅もしくは駒込駅で、徒歩約12~15分です。周辺には大きな道路が無く、園内は静かな環境が保たれています。春には桜のソメイヨシノが咲き乱れます。現在の豊島区駒込はかつて染井村と呼ばれていて、桜の代表的な品種「ソメイヨシノ」はこの地で発祥したと言われています。園内にも約100本のソメイヨシノが植えられていて、春になると多くのお花見客で賑わいます。新緑や生け垣など、年間を通して豊かな自然を味わうことができる霊園です。また、多くの著名人が眠る霊園としても有名で、作家の二葉亭四迷や美術家の岡倉天心などのお墓があります。